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オリンピック女子バスケ決勝を一緒に楽しみましょう

史上初のメダル確定、目標の金メダルへ

世界ランク10位の日本が大躍進している今大会。
予選は危なげなく勝ち抜き、準々決勝では劇的勝利を収め、準決勝では今まで一番いい流れでバスケができており、本当に金メダルとれるんじゃない?って思ってます。

ただね、バスケって競技人口の割にマイナーなスポーツなんですよ。
テレビで中継されることもなく、そもそも、数円前に男子はプロ化されましたが、女子はまだ実業団です。
とにかく地上波に映らない。
だから顔と名前と番号も一致しないし、どんな選手かわからない人多いと思います。

今日はせめて顔と名前と背番号がわかって、明日の決勝を少しでも楽しめるように、私が選手たちの好きなところを勝手に紹介していこうと思います。

アカツキファイブ紹介

監督:トム.ホーバス

彼はまだ男子も実業団だった頃にトヨタ自動車東芝でプレイしていました。
NBAを目指していましたが声がかからず日本でプレイし活躍、念願のNBAプレイヤーに出場しています。
とにかく日本語が丁寧で優しいんですよ。
でもすごく響く言葉を選手に投げるんです。
興奮すると日本語で受け答えするの忘れて英語になることも好き。
(フランス戦後のインタビューで通訳がいなくて記者も監督も英語で喋って日本人置いてけぼりになったのが一番好き)

#0 長岡 萌映子 (27)

札幌山の手高校出身
トヨタ自動車アンテロープス所属
高校生から代表入り、のちほど紹介する町田選手らと高校三冠を達成、ウィンターカップ決勝では一人で50点決めて優勝している。
この年の札幌山の手黒子のバスケでいうキセキの世代に匹敵する強さで、現代表の町田、長岡に加えて、2019年アジア大会では本川沙奈生(デンソーアイリス)の3人の選手が代表に名を連ねていた。
同じ高校しかも同じ年代から(長岡が一つ下)代表が3人出たことのヤバさをわかってもらえるだろうか。
彼女のストロングポイントはオールラウンダー。
どこからでも1on1をしかけられフィジカルも強く、シュートレンジも広く確率も高い選手。

#8 高田 真希 (30) cap

桜花学園高校出身
デンソーアイリス所属
大黒柱。得点など目に見えるプレイには現れにくいけど、この人いないと今の代表はまじで成り立たない。オフボールのDF、ボックスアウト、スクリーンと地味な仕事をめちゃくちゃ的確にこなし、オフコートでもキャプテンとしてしっかり仕事できる最高のキャプテン。
もともとシュートレンジが広い方だったが、代表でさらに練習して3pまで打てるようになってた。(彼女は5番ポジション、Cです)
スポーツイベント等を行う会社を経営しており、オンライントークショーやグッズ販売など、バスケ以外でも活躍中。
ちなみに、インスタライブみるとめちゃくちゃおもしろい。

#12 三好 南穂 (27)

桜花学園高校出身
トヨタ自動車アンテロープス所属
ピュアシューター。天下の桜花学園出身だか三好選手の年は下級生チームだったこともあり結構な苦労人という印象。
代表選出歴も短くて未知数、どんなプレイが飛び出すかほんとに楽しみ。
インスタに時折甥っ子がでてくる。
溺愛してるみたい(笑)

#13 町田 瑠唯 (28)

札幌山の手高校出身
富士通レッドウェーブ所属
永遠の憧れ、永遠の推し。
たぶん語りだしたら止まらない。
札幌山の手キセキの世代キャプテン、高校三冠と輝かしい経歴を持つが、代表では常に2番手。
プレイタイムも少なく、また正PGを担っていた吉田亜沙美選手や藤岡麻菜美選手の強烈な1on1には見劣りしてしまうのが現状でした。
そもそもガードのタイプが違い、彼女は圧倒的な視野の広さとパスの引き出しの多さが売りの選手なので、たまたま代表で求められている強みが違うかっただけであります。
今大会もアジア予選では本橋選手が正PGでやはり2番手。
しかし本橋選手が膝の大怪我をし、遂に町田選手に正PGの座が回ってきました。
彼女は本当に素晴らしいプレイで決勝まで導いてきました。
準決勝のフランス戦はわずか20分というプレイタイムで18アシスト、オリンピック新記録を更新し、Twitterのトレンドにランクインするほど話題に。
彼女はパス、ドライブ、シュートもちろんすべて素晴らしいですが、2番手でも腐らずずっと努力し続けてきた精神、歴代正PGが怪我で苦しんで引退していく中、大きな怪我せずずっと代表に居続けていることが一番だと私は思います。
あと、いつどこ切り取られてもかわいいのはずるいです(笑)

#15 本橋 菜子 (27)

明星学園高校→早稲田大学出身
東京羽田ヴィッキーズ所属
鋼の精神。
大学4年次、今回と2回前十字靭帯断裂の大怪我から復帰している。
彼女の持ち味は歴代PGもそうであったように強烈な1on1です。
ベルギー戦では後半、5連続得点で悪かったチームの流れを変え、1点差の大接戦で勝利しました、
正PGの座こそ怪我で町田選手に譲る形になりましたが、彼女も腐らずに懸命にリハビリの励み、この大きな舞台で活躍しています。

#20 東藤 なな子 (20)

札幌山の手高校出身
トヨタ紡織所属
Wikipediaみたらわかりますが、今まで紹介してきた選手のように高校時代に超輝かしい活躍があったわけでもなく、彗星のごとく現れた印象があります。
それだけポテンシャルを秘めている選手なのでしょう、WJBLの新人王に選ばれるなど、今後は日本の中心選手になっていくであろう選手です。

#27 林 咲希 (26)

精華女子高校→白鷗大学出身
ENEOSサンフラワーズ所属
みなさんご存じの通り、準々決勝ベルギー戦で逆転の3pを決めた選手。
シュートモーションがはやくしかも確率が高い。
昨シーズンの3pシーズンアベレージ47%と驚異的な数字。
アメリカ戦では何本決めてくれるかちょー期待。

#30 馬瓜 エブリン (26)

桜花学園高校出身
トヨタ自動車アンテロープ所属
両親ガーナ出身、エブリン本人は日本生まれ日本育ちで14歳のときに日本国籍取得している。
身体能力でバスケするタイプというイメージだったが、細かいDFの動きやハンドリング、シュートなど身体能力だけでないバスケをするようになり、さらに脅威が増した選手。
チームのムードメーカーで、いきなり歌いだしたりちょっと空気が凍るようなギャグを発したり、コート外でも楽しい選手。
私の記憶が正しければ、外国人にインタビューするTV番組で取材されてペラペラの日本語で笑いとってたの彼女だった気がする…
妹ステファニーは3x3の代表選手でベスト8に貢献した。

#32 宮崎 早織 (26)

聖カタリナ高校出身
ENEOSサンフラワーズ所属
兄は湘南ベルマーレの宮崎泰右選手、妹は競艇選手をスポーツ一家。
吉田選手、藤岡選手の後を継ぐ常勝軍団のPG、DFの評価が高い選手。
今大会あまりプレイタイムが多くないが、しっかり仕事してくれる。

#52 宮澤 夕貴 (28)

金沢総合高校出身
富士通レッドウェーブ所属
21-22シーズンから富士通に移籍。
彼女を語らなければ日本代表を語ることができない存在。
元々インサイドのプレイヤーだが、ENEOSでは渡嘉敷来夢先週、大崎(旧姓・間宮)佑圭選手といった絶対的インサイド選手がおり、コンバートを余儀なくされる。
入団当初は間宮渡嘉敷に及ばない、アウトサイドでも使えないといった評判が多く、2013年から代表に選出されているがプレイタイムもほとんどなく、とても苦しんだであろう。
高校生はツーハンドだった彼女は、ワンハンドシュートに何年もかけてチェンジ、数年後アウトサイドのシュートが安定し始める。
今では3pといえば宮澤と言われるほど中心選手になった。
シュートフォームを変えるという相当な努力が無いと無しえないことを心折れることなくやり遂げ代表のシューターとして活躍している彼女に注目して欲しい。

#88 赤穂 ひまわり (22)

昭和学院高校出身
デンソーアイリス所属
父はユニバーシアード代表、母は日体大で3p王&MVP、姉さくらは同じデンソーでプレイ、弟雷太は千葉ジェッツでプレイ、高校生の妹も全国大会出場と家族全員一流プレイヤー。
バスケ一家だけあって、バスケIQも高くまだまだ伸びしろのある若手選手。
184㎝と世界に負けない体格のSG。
今大会は1on1、DF、リバウンドとたくさんの活躍を見せてくれている。
個人的に姉さくらは高田選手の後継者だと思ってるので、はやく姉妹で代表を引っ張ている姿を見たい。

#99 オコエ 桃仁花 (21)
明星学園高校出身
富士通レッドウェーブ所属
プロ野球で活躍している、楽天オコエ瑠偉の妹。
父はナイジェリア人、母は日本人。
3pもそこそこ打てるゴリゴリのセンターで、オフボールのペイントエリア付近のDFは本当によく頑張る選手。
どうしても野球のほうがメジャーでオコエの妹って言われるけど、モニカも頑張ってるからな!!!

金メダルまであと1つ

まさかこんなにはやく挑戦権を得られると思ってなかったオリンピック決勝戦
明日がはやく来ないかまじで待ち遠しい。
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