出産は命がけ
出産編レポです。
,いろいろあって大変でしたが母子共に順調で、娘はすくすく成長中です。
マタニティ編はこちら↓
破水！！！
10/4 39週５日。
頑張って予定日近辺(10/8)までに産みたいって考えてて、39週入ってから毎日1万歩歩く。
21時半に破水、病院に連絡して到着したのは22時半前。この時点で陣痛来ず。赤ちゃんも元気で異常なし、4人部屋やのに個室状態で入院。誰もいないのでギリギリまでここでいてくださいって言われて、どの状態がギリギリかなんて分かるかい！！！！ってキレながら寝る。
陣痛きた！
1時半くらいからあれ、おなか痛い！ってなって測ったら5〜7分間隔。
でも陣痛って痛すぎて耐えられへんって聞いてたから、間隔短いけどまだ我慢できるから呼ぶ必要ないな〜ってなる。
内臓をぞうきん絞りされてるような感じ。
陣痛と陣痛の間で寝るけど５分とかで痛くて起きる。まだ親に陣痛きたかも〜ってラインする余裕あるくらい。
2時間経つかくらいで3分切りはじめる。
ここでさすがにこれは陣痛やって確信する痛み、ひーひー言いながら分娩室へ移動。自分で移動したはずやけど記憶にない…(笑)
最後に陣痛記録つけてるの5時半だから6時までには移動したのかな？。記憶はない！
いざ分娩室へ…
分娩室入った時点で子宮口3cm。早くても子宮口全開まであと数時間くらいありそうやな〜とかかんがえてた。
１時間くらいたって子宮口5cm。思ったより進んでる！って少しテンション上がる(笑)
旦那さんどれくらいで来られます？って聞かれたから今から1時間くらいです！って言うてじゃあいつでも入っていいようにしますね〜って言われて、旦那にすぐ連絡。
ここから1時間で子宮口全開に。
待ってまだ旦那着いてない(笑)
子宮口全開なったところやし、あと数時間はあるやろ〜って思いつつ早く来てよってライン入れる。
てか陣痛の合間によくライン返信してたな(笑)
旦那来るまでいきみたいの我慢して耐える。
旦那がくる15分くらい前に鎮静剤？打たれる。
たぶん赤ちゃんがしんどくなったんだと思われる。
これがすごく楽にさせてくれて、陣痛の間でかなりリラックスできてた（つもり）。
7時半過ぎ旦那到着。鎮静剤のせいか陣痛の合間に「眠い…」って寝てたらしい。
すでに1分間隔の陣痛で寝れる自分ヤバすぎ。
旦那到着してすぐ、いきみたいって連呼してたら次からいきみましょうかって言われる。
いきみはじめるとなぜか陣痛楽になるから、めっちゃしっかりいきむことできてたらしい。
出てくるまであと数センチのところで股に頭挟まってる感じがわかるように。
あ、ここになんかいる…挟まってる…ってめちゃめちゃ冷静に言うてた。
てか股になんか挟まってるで済ませてるの我ながら痛みに強いな。記憶ほぼないけど。
次のいきみで出てきそうって言われたときに、明らかに股に頭がつっかえてるのわかって、裂けるなら先にきってくださいって先生に叫ぶ。
会陰切開してもらった瞬間いきんだら産まれてくる。
あとで聞いたけど、子宮口全開から40分らしい。
10/5午前８時48分、破水から１２時間、５分間隔の陣痛から７時間で産まれてきた親孝行な娘、推定体重より小さめ2712gで誕生。
陣痛中も腰さすってもらったり、いきみ逃しとか手握ったりとかしてもらいながら二人で頑張った！！みたいなの理想としてたのに、夫がついたときにはもうなんにもやることなく、眺めてるしかできひんくらいスピード出産でした。
すぐにカンガルーケアで抱っこさせてもらったはずやのに、あとの記憶がない(笑)
でも出てきた瞬間ははっきり覚えてて、あの感動は世界で一番やと思う。
そのあときれいに洗ってもらって体重測って、会陰切開したの縫ってもらう。
縫ってる間、きれいになった娘をずっと旦那がだっこしてくれれたみたい。
そのあと隣につれてきてもらって写真撮影。親にもライン電話でつなげる。
ちゃっかり胎盤も見せてもらう。
娘をお腹で育ててくれてありがとう胎盤。
初めての3人の時間のあと旦那退出、また面会ね〜ってって元気に解散し、赤ちゃんは新生児室へ。
まさかここから容態が急変するなんて誰も思ってなかった…
縫ったところを最終チェック中、腫れがあるらしく時間がかかる。
突然強く痛みを感じだし、痛い…痛い…って叫ぶ。
いきむ直前の陣痛よりは痛くないけど…
痛くてたまらんくてずっと訴える。
余裕で陣痛より痛いっていう回数は多かったと思う。
もう一回縫い直すね〜って言われて、糸切った瞬間、股を暖かいものが大量につたう。
ここで先生の顔色が変わる。
本人は切開してもらって痛み落着いて安心してるけど。
これあかんわって先生が一言、急に人がぞろぞろ。
本人はただこどではないことを理解できてない中、先生から出血が多いから麻酔して縫い直しますみたいなこと言われて、いろんな同意書書かされる。
痛みで読んでる余裕なんてないので言われるがままにサインしちゃう。
あとで同意書のコピーもらったけど、先生も私も切羽詰まった字書いてた(笑)
意識あるうちに旦那さん呼び戻してって言われて電話かけても何しても出なかったのが一番の修羅場。
いっぱい人が来てわたしのからだをストレッチャーに移動させてくれる。
ここからはドラマとかで見たことあるシーン、オペ室へ運ばれていく。
運ばれてる途中で旦那が連絡に気がついて折り返してくる。
今からオペ室へ行くことと、主治医から説明があるから聞いてほしいってことを伝えて携帯は没収される。
自分の親に連絡しそこねた…今こうやってレポできてるから良かったけど、親もビデオ通話したあとに急変してこんな事なって、このままもっと悲惨なことなってたら…って思うとゾッとするよね。
旦那は主治医から、原因がわからない大量出血があったので麻酔かけて股開いて原因探りますみたいなこと言われたらしい。
一人で待機室みたいなとこで待たされて、生きた心地しなかったって言うてた。当たり前よな。
人生初のオペ室
オペ室へ行くとたくさんの人が出迎えてくれる。
麻酔科医のおっちゃんがめっちゃおもろい人やった。
全身麻酔じゃなくて硬膜外麻酔だったので、会話しながら麻酔して手術うけた。
いや無痛分娩希望してたのにだめやって落ち込んでたら、ここで硬膜外麻酔するんかーいって一人でツッコんでた。見事なオチ。
ただ今回はガチの手術なので胸の下くらいまで感覚なくなる麻酔を入れる。
導尿と足の血流障害を防ぐための管が繋がれているが、感覚どころか脚がどっち向いてるかわからなくなる。
看護師さんに聞いたらお産のときみたいに股開いてる状態ですよ〜と教えてもらう。
人生初めての手術室、全身麻酔じゃないからキョロキョロして思いっきり堪能しました(笑)
ドラマで見るより質素なオペ室やったわ(当たり前)
主治医の先生が同年代くらいの気さくな先生で、お産で疲れてると思うから寝てていいで〜って言ってくれる。
流石に手術中に寝るとかwwwって思ってたけど余裕で寝ました、30分くらい。
手術されてても寝れるくらいお産って疲れるんです。
手術始まってから2時間くらい？で終了、麻酔からやと3時間位かな。
夫と出口で対面。
先生から、お産中に膣と肛門の間が裂けて血腫ができて出血が止まらなかったみたいで、開き直して縫いましたと簡単に説明される。
退院時に診療明細見たら、膣部血腫除去手術？って書かれてた。
どこに血腫あるかわからんままオペいったから(予測はついてたみたい)、肛門まで切り開いたらしい。
最終的にお産〜オペまでで出血1.2L〜1.3Lでまあ大変なお産やったらしい。
術後はいろんな管に繋がれててすごいたいそうなことなってた。
導尿の管抜くときまじ痛かったよ…入れるときは麻酔してたからわからんかったけど。
あと絶飲食キツすぎた。
朝のお産やってそのままオペやったから最後に食べたの前の日の晩ごはんやし、輸液してるとはいえ喉からから、お腹空いて死にそうやった。
やっとのご飯も味薄めの病院食で、お祝い膳はお預けにされたのめっちゃ恨んでる(笑)
翌日…わが子とやっと対面！
おかげで産後すぐ母子同室する病院やったのに、次に我が子に会えたの産後2日目の夕方。
産まれたときより待ち望んだ瞬間やった、2日間も全く会えなくて申し訳ない気持ちでいっぱいやった。
今だからこんな感じで書いてられるけど、先生が腫れと痛がるのおかしいって判断して一度縫ったところ切り開いてなかったら血腫がどんどん大きくなってたやろうし、出血は続いて輸血必要やったかもしれんし、最悪のパターンだってあったわけで…
大部屋やってんけど、退院直前まで誰も入って来なくて個室料金払ってないのにラッキーしてた(笑)
入院中は覚えないといけないこといっぱいだし、授乳ばりむずいし、赤ちゃんはこの世に慣れていないからすぐ泣くしでまじで大変やった。
退院！
当初の予定通り５日で退院。手術して体力の回復もまだまだし、何事も無かった人より二日間同室期間短いからやること多すぎててんやわんやしてたけど。
帝王切開やと二日入院延びるのに、それよりえぐい手術してる私は一応経腟分娩なので入院期間短め。
いやおかしい。って思ったけど、帰ってきたら家の居心地の良さに感動した。
娘には「人とのかかわりを大事にし、優しさでつつまれる子に育ってほしい」という由来で名前を付けました。
もうすぐ三か月ってところでやっと育児に慣れてきて、しんどいより可愛いが勝つようになってきたよ。
最近表情が豊かになってきて可愛さ倍増です。
２０２３年もお世話になりました！
みなさん、お祝いのリプありがとうございました。
なかにはお祝いを送ってくださった方もいて本当に感謝です。
もしお会いできる機会があれば、ぜひ、ちびふぁいにも会ってください！！
来年もよろしくお願いします。
よいお年を！！
